PRODUCT >> 2010年 後期 >> あの娘はHな小説家
STORY

主人公・香川明彦は官能小説を主力とした出版社に勤める平の編集員。
明彦は就職・配属が決まった早々に、今年の新人賞を取った作家の担当に回される。女性ならではの透明感のある描写で評価を得た、ネットでも人気の女流作家ということで、明彦は初の大きな仕事と言うこともあり緊張しながら対面する。だが、その相手・篁シズク(たかむら)こと高村静香は、なんと現役の女子校生の少女だった。しかも書いた官能小説のイメージとはかけ離れた、無口・無表情・無愛想な文学少女。彼女は自分の趣味が高じて応募してみたものの、ネットの掲示板で「生々しさが足りない」などの指摘を受けたことを気に病み何も書けなくなってしまったという。
突然のスランプ宣言に困り果てる明彦だったが、静香は実際に様々なHを体験し、その体験し、その体験したことを書きたいと主張する。
自分の想像の範疇を超えた展開に固まってしまう明彦だったが、不思議な圧倒感を持つ静香に押し切られ、ラブホテルでお互いに刺激的な初体験を経験してしまうのだった。
それから明彦は初めての担当作家、そして初めての女性の為に静香の執筆に付き合おうと決意するのだった。